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岩本雄二 教授に、米国セラミックス協会(ACerS)からフェローの称号が授与されました。

2022年06月20日掲載


受賞者
岩本雄二 教授
受賞者の関連サイト
ケミカルプロセス研究室
関連するウェブサイト
ACerS Awards, Society Fellows

米国セラミックス協会(ACerS)は、米国のみならず全世界からセラミックスの研究者が集っており、セラミックス分野の発展に顕著な業績を挙げた個人会員に、Society Fellow(フェロー)の称号を授与しています。岩本雄二教授は2021年度 ACerSのフェローに推挙され、2022年4月に受賞が決定しました(受賞式は本年10月にPittsburghで開催予定)。

岩本雄二教授の業績

1995年当時に所属していたファインセラミックス技術研究組合シナジーセラミックス研究所で本格的に開始した、有機金属プレカーサーの化学構造設計を利用したセラミックスの組織制御に継続して取り組み、名工大では新規な水素親和性材料、水素応答性ケミカルバルブ膜、ソーラー水素精製用有機・無機ハイブリッド膜等の水素エネルギー材料や、酸窒化物系セラミックス蛍光体の創製等の研究成果を報告しています。

ACerS での活動としては、ACerS 主催の国際会議(Annual meeting/MS&T、ICACC、 PacRim等)でPolymer-derived Ceramics (PDCs)、あるいはPorous Ceramicsのシンポジウムの運営に、オーガナイザーメンバーの一人として、長年取り組んで来ました。

この度のSociety Fellowは、これらの研究分野で交流のあるClemson大学(米)、Darmstadt工科大学(独)、CNRS-IRCER(仏)、Padova大学(伊)、SAS(スロバキア科学技術アカデミー)、FAU(独)、Soul大学(韓)の先生方、日本からは産総研および企業機関の研究者の皆様から推薦を頂きました。この場をお借りして感謝申し上げます。

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