林 幹大 助教が、Polymer Journal論文賞-日本ゼオン賞を受賞しました。
2022年05月06日掲載
本研究では、汎用高分子材料であるアクリルゴム(アクリル架橋樹脂)に関して、結合交換性動的共有結合(アルキル交換反応)を利用した多機能化を行った。高温領域における結合交換活性化に因み、加熱による再成形加工・リサイクル(メカニカル・ケミカル)・傷の修復が可能であった。SDGsを軸とした社会背景から、材料長寿命化・リサイクルを達成し得る上記多機能アクリル架橋樹脂の開発に価値が認められ、論文賞を受賞することに至った。