小寺 紗千子 准教授らのグループ が 電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ賞 を受賞しました
2024年09月19日掲載
電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ賞
- 受賞団体
- 都甲浩芳氏(慶應義塾大学)、小寺紗千子 准教授、高河原和彦氏(日本電信電話株式会社 NTTデバイスイノベーションセンタ)
- 受賞の対象
- 複合物理計算とウェアラブルデバイス技術の融合による熱中症対策に関する先駆的研究
- 受賞者の関連サイト
- 平田・小寺・田中研究室
- 関連するウェブサイト
- 電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ賞受賞者一覧
本賞は、エレクトロニクスに関する学問分野への貢献もしくは、産業的業績に対し、顕著な功績を挙げた、エレクトロニクスに関する学術または研究に関し、顕著な功績を挙げた個人やグループに授与される賞です。
本グループは、これまで大規模計算でのみ成し得た熱中症リスク評価技術に対し、新たな定式化を提案することで、一般通信端末での実装が可能となるまで計算コストを大幅に削減、心拍数と衣服内温度・湿度を安定計測するウェアラブルデバイス技術と融合することにより、リアルタイム遠隔モニタリングシステムを構築、実用化させました。
初めて熱中症リスク評価を能動的に「管理」することを可能にした本システムが評価され、受賞にいたりました。