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ドイツ・エアランゲンニュルンベルク大学(FAU)から学長ら2名が来訪しました

2023年10月31日掲載


 名古屋工業大学は、2023年10月3日(火)~5日(木)、学術交流協定校であるドイツのエアランゲンニュルンベルク大学(Friedrich-Alexander-Universität Erlangen-Nürnberg, FAU)から
Prof. Dr. Joachim Hornegger学長他1名の来訪を受け入れました。

 名古屋工業大学とFAUは、2009年にセラミック分野での部局間学術交流協定、2011年に大学間学術交流協定を締結、さらには2013年にFAUのキャンパス内に事務所を設立し、400名以上の相互交流を行う等、教育・研究両面で非常に緊密な関係を構築してきました。
 近年は、2019年に日本学術振興会の日独共同大学院プログラムの採択を受け、教員・学生交流、国際共同研究を組織的に進めてきました。これらの実績を基に、2024年4月からFAUと共同で、ジョイント・ディグリー(JD)プログラムである国際連携エネルギー変換システム専攻(博士後期課程)を開設することになりました。これは、工学系の博士後期課程では日独間で初めてのJDプログラムです。本専攻では、カーボンニュートラル社会を目指し、国際的な視点からも社会を変革するイノベーションリーダーの育成を両大学共同で行います。

 名古屋工業大学へのFAU学長の来訪は初めてであり、これまでの交流の積み重ねの結果実現したものです。学長会議では、木下学長、小畑理事・副学長等と、互いに産業集積地に立地する大学としての産学連携の重要性や、ダイバーシティや国際連携が教育研究の発展の重要な源泉であること等について、活発な意見交換を行いました。翌日の研究室見学では、Hornegger学長の専門分野である情報工学分野に関連し、名古屋工業大学の医用画像処理や音声合成、ロボティクス等、情報系の研究の紹介を行いました。また、学生との交流会では、Hornegger学長の経験を踏まえ、将来を担う11名の情報系の学生に向け温かいメッセージが送られました。さらに、FAUは産学連携が活発であることから、名古屋工業大学と繋がりの強い地元企業である日本特殊陶業株式会社を訪問し、今後の国際産学連携や教育プログラムへの波及について意見交換を行いました。

 名古屋工業大学は、今後も一層FAUとの連携を深め、グローバル人材の育成、国際共同研究の発展に努めていきます。

 




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左から、柿本副学長・FAU連携事務所長、Prof. Dr. Kyle G. Webber、
Prof. Dr. Joachim Hornegger FAU学長、木下学長、小畑理事・副学長、井門副学長


学生との交流.JPG
情報系の学生と交流するHornegger学長


企業訪問.JPG
地元企業訪問の様子



日本学術振興会/日独共同大学院プログラム
ドイツ研究振興協会/ International Research Training Group (IRTG)
国際連携エネルギー変換システム専攻(博士後期課程、2024年4月開設

名古屋工業大学はJSPSが実施している日独共同大学院プログラム、FAUはDFGが実施しているIRTGにおいて支援を受け、共同でプログラムを実施しています。

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