矢橋ホールディングス株式会社・横山ダムへ留学生見学旅行を実施しました。
2018年06月28日掲載
6月22日(金)20名の学生が矢橋ホールディングス株式会社・横山ダムを見学しました。
「中空重力式」という全国に13箇所しかない珍しい型式の横山ダムでは、その希少な中空重力式のダム構造についての説明や横山ダムの歴史・役割について学び、特に社会工学を専攻する学生は関心を持ち熱心に説明を聞きました。
次に訪れた谷汲山華厳寺では、参拝前に手を清める事などを学び、新たに日本文化を体験しました。初めて見る千羽鶴や、寺院内部の装飾に感動する学生もいました。
矢橋ホールディングス株式会社では、バスで移動をしながら技術部・工場・モデルハウス等をまわり幅広く見学させて頂きました。海外技術部では実際に外国人社員の方々の働く事務所にて図面等を拝見し、また外国人社員の仕事内容についても説明を受け実際の仕事のイメージを膨らませることが出来ました。次に工場では木材の加工方法等を見学し、日本のものづくり技術の精度の高さを学ぶとともに、海外へ技術を伝承していくことの素晴らしさや困難を学びました。その後2つのモデルハウスを見学し、貴重な現代日本の住まいを体感することが出来ました。ものづくりの観点だけで無く日本の暮らしについて等、学生が積極的に質問し知見を広げました。最後に矢橋社長より資料や動画を見ながら会社概要説明をして頂きました。
今回の見学旅行は日本のものづくり、日本企業と海外の関係の強さを学ぶことが出来、学生にとって大変貴重な体験となりました。
名古屋工業大学は、名古屋大学、岐阜大学、名城大学とコンソーシアムを組み、文部科学省「留学生就職促進プログラム」により、留学生の就職を支援しています。
横山ダムにて説明を熱心に聞く学生達。
矢橋ホールディングス株式会社にて矢橋社長(最後列一番右)と集合写真。