1988年10月に締結された科学技術における協力に関する日本国政府とイタリア政府との間の協定に基づく日伊エクゼクティブ・プログラムにおいて、今回、日本の教育研究機関をカウンターパートとしたプロジェクトが採択され、サレルノ大学と本学が共同申請したプロジェクトもそのうちの一つとして採択されました。

サレルノ大学と本学とは、2015年10月に部局間協定を締結後、確実に交流実績を積み上げた結果、2018年12月には大学間協定の発展的締結を実現しています。

本プロジェクトにおけるサレルノ大学研究代表者のGianvittorio Rizzano教授においては、2018年７月～8月に本学に客員教授として招へいされており、本学の研究代表者である佐藤 篤司准教授（社会工学専攻）とは、長年に渡り共同研究を実施してきたということも今回の採択につながっています。

今後約三年に渡り「地震地域において軽量かつサステナブルな建物を実現するための革新的材料」をテーマとした本プロジェクトを遂行することにより、日本・イタリア両国において両国民の社会生活における安全性、健康、生活の質向上に貢献することが大いに期待されます。

　　　　　　佐藤准教授とRizzano教授