国立大学法人名古屋工業大学

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留学生の先輩からのメッセージ

生命・物質工学科

生物生命系プログラム 4年
SUNU HADI インドネシア

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人類に最も影響を与える学問といえば化学です。なぜかというと、化学によって生み出された発明は人類そのものを支援しているからです。例えば、肥料の発明により人類は食糧危機から救われ、現在のように豊かな生活を送ることができました。

これからも、技術発展とともに化学は人類を支援し続けます。

私は生命と深く関わる分野を勉強したかったため、生物生命系プログラムを選びました。このプログラムでは、生命に関わる様々な現象を化学的視点から明確にしたり、これから先に必要となる物質を設計・合成・解析したりします。

大学では、勉強はもちろんのこと、バドミントンの部活やサークル、アルバイトなども経験し、充実した生活を送っています。大学は社会に必要とされる人物になるための最初の一歩だと思います。大学生のうちにたくさんのことにチャレンジし、大切な考え方などを身につけてください。

環境材料工学科

材料機能系プログラム 3年
NGO VAN THI ベトナム

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私は日本の新素材に興味を持っています。将来環境に優しい新素材を作るという夢を抱いて、環境材料工学科を受験しました。

留学生ですから日本人と同じ授業を受けるのは難しいですが、わからないことがあって質問に行くと先生達はわかるまで親切に教えてくれます。また同じクラスだけでなく他学科にも友達がたくさんいて、勉強や生活で困ったことがあれば助けてくれます。

名古屋にはアルバイト先もいっぱいあるし、学校の奨学金もいろいろとありますので私費留学生の皆さんも心配しないで下さい。サークルもいろいろあるので勉強以外にも好きなことができます。名工大では充実した学生生活が送れると思います。

機械工学科

エネルギー系プログラム 3年
LIU ZHIXIANG 中国

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機械工学科は「ものづくり」を学ぶ学科です。一年生では基礎的な科目を習得し、二年生から三つのプログラムに分かれ、少しずつ応用の勉強へと進んでいきます。私は航空機のことが好きなのでエネルギー系を選択しました。

名工大はまじめな学生が多く、授業に集中しやすい環境があります。先輩も親切に進路や試験の相談に乗ってくれます。私費留学生は勉学を続けるのにアルバイトが必要ですが、名工大では授業料免除制度や奨学金などいろいろな支援制度がありますので、みんなアルバイトを最小限にして勉強に集中することができます。

また、部活やサークルに参加して、充実した生活を送れると思います。

電気電子工学科

エネルギーデザイン系プログラム 4年
LIAO LIXIANG 中国

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電気電子工学科では、電気・電子・通信のエレクトロニクス技術について学びます。1年生は数学、物理など基礎を学び、学年が上がるにつれて専門的な内容になり、基礎知識と創造能力を身に付けることができます。また、2年生から三つのプログラムに分かれ、早い時期に自分に向いている分野を体験し、確立できることも私にとっての魅力の一つでした。

留学生の数は400名を超え、私もその中の一人です。日本人のチューターから日本語でサポートを受けながら、勉強を頑張っていきます。学問や生活に質問がある時も、フレンドリーな教授から丁寧に教えていただけます。それ以外の時間に、部活やバイトなども経験し、充実した生活を送れます。さらに、国際交流センターや国際交流会館で定期的に留学生パーティー、旅行などがあります。日本人の学生も参加していますので、新しい友達をつくり、友好の輪を広げていけます。皆さんもぜひ気軽に掲示板を見て参加して下さい。

情報工学科

プログラム未決定 1年
MAKOVNIKOVA JANA スロバキア

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私は子供の頃からいろいろなソフトウェアを使う機械に興味があり、情報工学を勉強したいと思っていました。日本は科学技術で有名だし、日本文化にも興味があったので日本への国費留学の試験を受けてみました。そうしたら驚いたことに、合格しました。

日本に来てからはじめて日本語の勉強をしました。一年間が終わっても、本当に日本の大学で勉強ができるのかどうか、不安定でした。文部科学省は私の入学する大学として名古屋工業大学を選びました。新しい町、新しい大学で友達ができるのか、日本語を十分話せるのか、講義は分かるようになるのか、いろいろ心配がありました。しかし国際交流会館の事務所の方はとても優しく、また、工学部なので女子は少ないですが、同じクラスの女子同士すぐ仲良くなれました。先生の説明も結構理解できました。理解できないときはいつでも先生に質問していいので、心配したほどではありませんでした。弓道部にも入り、たくさんの友達、先輩と知り合うことができ、日常会話の練習もできるし、日本の文化についても学べるようになりました。

名工大は他の大学と比べたら規模が小さく見えるかもしれませんが、逆に小さいからこそ学生同士、先生、スタッフの方達との関係は、規模の大きな大学より親密で、みんな一緒に頑張れます。だから今では進学先に名工大が選ばれて良かったと、感謝しています。

建築・デザイン工学科

建築系プログラム 3年
BAEK SEUNG-JI 韓国

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どの学問でもそうですが、建築は歴史が長く、奥が深い学問だといわれます。建築といったら建築設計が思い浮かぶかもしれませんが、設計以外にも材料、構造、環境、建築設備などいろいろな分野に分かれていて、卒業後には自分がやりたい方向に進むことが出来ます。設計分野では、自分の考えたことを建築という形のあるモノにしていくことを、課題を通じて学ぶことが出来ます。これはデザイン系でも同じと言えるでしょう。また、普段の学校の授業だけでなく、実践で活躍しているプロの建築家たちの特別レクチャーなどもあるので、とても勉強になります。

名工大には国際交流センターがあり、留学生の日本語の教育や学校生活への支援などしてくれるので、留学生にとってはとても安心して日本で生活することが出来る大学です。国際交流センターでは毎年いろいろな行事を行っているので、日本の文化や伝統を学ぶいい機会になると思います。

都市社会工学科

環境都市系プログラム 4年
UNG SEIHA カンボジア

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私は長野高専卒業後、名工大の学部3年に編入しました。高専で履修した工学に関する基礎科目や専門科目の一部が、学部の卒業単位として認定されるので、1年生、2年生の科目はほとんど履修しないでよかったです。3年生では構造力学、地盤工学、水理学、都市計画学、コンクリート工学といった土木の基本となる専門科目を身につける機会が多くなってきます。また、4年生では、それらの専門科目を応用して、自分の好きな研究室を選んで研究に取り組むことになります。私の研究室では留学生数が比較的少ないです。学部生だと、私しかいないです。

授業は全て日本語で行われるし、卒業論文も日本語で書かないといけないので大変です。しかし、勉強の面だけでなく、生活の面でも何か困ったことがあれば国際交流センターや学生なんでも相談という窓口があり、いつでも相談に乗ってくれるので安心できます。

また、勉強以外にも部活やクラブ活動があるので、大学生活を楽しめます。みなさんも、体に気をつけながら勉強を頑張ってください。


  • 注1 このメッセージは2010年に在学中の外国人留学生によるものです。
  • 注2 メッセージ中の「国際交流センター」は2013年4月より留学生センターに名称変更しました。

この情報は国際交流課が提供しています。

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