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田中由浩教授が、InaRISフェロー(2023年)に採択されました。

2023年03月24日掲載


稲盛財団は、2019年に設立35周年を迎えたのを機に、同財団が従来より実施していた稲盛研究助成とは大きくコンセプトの異なる新しい研究助成プログラム「稲盛科学研究機構(InaRIS: Inamori Research Institute for Science)フェローシップ」をスタートしました。InaRISは、壮大なビジョンと大きな可能性を秘めた研究を志す若手研究者をフェローとして選出し、10年間の長期にわたり研究費を提供する制度です。4回目となる今回の公募において、本学大学院工学研究科 工学専攻(電気・機械工学領域)田中由浩教授がInaRISフェロー(2023年)に選出されました。

田中教授は、触覚を中心とした研究に取り組んでいます。

触覚は、身体と外界との力学的相互作用の認識であり、対象だけでなく自身の皮膚特性、運動制御、認知処理にも依存します。InaRISフェローとして実施する研究では、これらの相互関係を基に触覚の個人差を追求して触知覚の原理を明らかにし、主観的な触覚を情報化することを目的としています。触覚は、質感だけでなく、運動、身体認識、情動にも関与し、身体が関わるあらゆる場面に作用します。個々人の内なる多様な感覚世界の共有と活用を可能にし、技や感性が豊かに創造される社会を目指します。

田中由浩先生_InaRISフェローリリース.jpg

田中由浩研究室のHP:NITech Haptics Lab.

関連ウェブサイト:稲盛財団ウェブサイト(稲盛科学研究機構「InaRIS」の2023年度フェローが決まりました!)


この情報は研究支援課が提供しています。

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