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玉野真司教授、武藤真和助教らの研究グループが日本機械学会東海支部賞研究賞を受賞しました

Research

研究・産学官連携

2026年3月23日掲載


日本機械学会東海支部賞 研究賞

受賞者
電気・機械工学類 玉野真司、武藤真和
工学専攻 松田 健
受賞の対象
水性インクジェット用インク向け伸長特性計測法「Piezo-driven extensional rheometry」の開発
受賞者の関連サイト
複雑流体制御研究室
関連するウェブサイト
一般社団法人 日本機械学会東海支部
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日本機械学会東海支部賞の研究賞は、一連の研究業績を通じて機械工学の発展に寄与した研究グループに対して授与されます。

本研究では、低粘度で希薄な液体の伸長特性を評価するため、Piezo-driven extensional rheometry(DOD法)と呼ばれる新しい計測手法を開発しました。従来手法では、粘度が低く弾性の小さい液体の正確な評価が困難でした。本研究では、インクジェットヘッドから液体を吐出する際に必ず細い液糸が生じる点に着目し、インクジェット吐出そのものを計測に利用する独自のDOD法を考案しました。本手法により、これまで測定が難しかった希薄な高分子溶液においても、伸長特性を安定して評価できることを示しました。さらに、従来手法と比較して、より低濃度な領域まで測定可能であることを明らかにしました。これらの成果は、インクジェット技術の高度化や、環境負荷の低い水性インクの開発を支える基盤技術として、学術的・社会的に高い意義を有することから、受賞にいたりました。

なお、本成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業により得られたものです。



この情報は研究支援課が提供しています。