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小泉透助教、津邑公暁教授らのグループがThe Next-Generation Championship in Branch Prediction (CBP-NG) 1st Placeを受賞しました

Research

研究・産学官連携

2026年7月10日掲載


The Next-Generation Championship in Branch Prediction (CBP-NG)  1st Place

受賞者
情報工学類 小泉透
情報工学類 津邑公暁
工学専攻ネットワークプログラム 水野将成
工学専攻ネットワークプログラム 西田宗馬 他
受賞の対象
MORSL: Minimal-Overhead Rank-Based Predictor with Summation-Free Correction and Lazy Access
受賞者の関連サイト
津邑・小泉研究室
関連するウェブサイト
The Next-Generation Championship in Branch Prediction(CBP-NG)
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コンピュータアーキテクチャ分野のトップ会議であるISCA2026に併設開催されたCBP-NGにおいて、本学の小泉透助教を筆頭とするチームが優勝しました。同チームは昨年のCBP2025においても優勝しており、2大会連続の制覇となります。
CBP(Championship Branch Prediction)は、近年の高性能なCPUにおいてその重要性が一層高まっている「分岐予測」の、アルゴリズムを競う学術的コンペティションです。過去のCBPで優勝を収めたTAGEと呼ばれる分岐予測器およびその派生は、実用の商用プロセッサにも搭載されるなど産業的にも大きな影響を与えており、CBPは分岐予測器の未来を担う重要なコンペティションです。

今回のCBP-NGは、従来のCBPから評価基準を刷新した「次世代版」として開催されました。従来は、限られた記憶容量のもとでいかに予測を的中させられるか、すなわち予測精度がほぼ唯一の評価軸でした。これに対しCBP-NGでは、どれほど精度の高い予測器であっても、電力や遅延の代償が大きければ実際のプロセッサには搭載できないため、予測精度に加え、予測を行う際の消費電力と、予測を出すまでに要する時間(遅延)も評価対象となります。
小泉助教、津邑教授らのグループは、予測精度を維持しつつ、予測のたびに動作する回路を可能な限り削減する方針を徹底した分岐予測器MORSLを提案しました。必要となったときにのみ表を参照する機構など、複数の工夫を組み合わせることで無駄な消費電力と遅延を大幅に削減し、世界各国から参加したチームの中で最も高いスコアを獲得しました。評価基準が刷新された今大会においても首位を守り、昨年からの連覇を果たしました。



この情報は研究支援課が提供しています。