社会工学科の高田 瑞希さんがANQ Congress 2022 Best Paper Awardを受賞しました。
Campus life
学生生活
2022年12月15日掲載
受賞者
社会工学科 (川村 大伸研究室)
高田 瑞希
受賞名
ANQ Congress 2022 Best Paper Award
受賞の内容
「Multivariate Hierarchical Bayesian Control Charts for High-Mix Low-Volume Production」
多品種少量生産において多変量特性を管理できる管理図として、「多変量階層ベイズ管理図」を提案しました。センサー技術が発達したことで、製造工程においては様々なデータの取得を行えるようになった一方で、現代の主流な生産方式である多品種少量生産工程では、品種ごとに層別されたサンプル数が十分に得られず、管理図作成に必要なパラメータの推定精度が低下する問題があります。この問題を解決するため、階層ベイズモデリングを用いることで多変量の工程を管理する新たな手法を検討しました。
今後の抱負
この度はこのような賞をいただき大変光栄に思います。日々ご指導いただいている川村先生、共同研究者の後藤康太先輩はじめ、ともに研究活動にいそしむ研究室の学生・スタッフの皆様の支えに大変感謝いたします。この受賞を励みに、より一層研究活動に注力していきます。
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