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工学専攻電気・機械工学系プログラムの高木 勝義さんが日本機械学会第35回バイオエンジニアリング講演会 Outstanding Presentation表彰を受賞しました。

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2023年6月29日掲載


受賞者 

工学専攻電気・機械工学系プログラム医用生体工学研究室(中村・杉田・氏原研究室)

 高木 勝義

受賞名

日本機械学会第35回バイオエンジニアリング講演会

Outstanding Presentation表彰

日本機械学会第35回バイオエンジニアリング講演会

受賞の内容

「高静水圧下での膜タンパク質TRPV1のゲート拡大をもたらす構造変化の解析」

膜タンパク質TRPV1は高静水圧下でイオンチャネルを拡大し、イオンを通すことが知られているものの、詳細なメカニズムは知られていません。そこで、分子動力学シミュレーションを用いてTRPV1が高静水圧下でイオンチャネルを拡大するか検証しました。結果として、十分なイオンチャネルの拡大は見られなかったものの、イオンチャネルの拡大を伴う一連の構造変化の機序が示唆されました。

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今後の抱負

この度は、このような賞を受賞することができ、大変光栄に思います。今回の受賞は、杉田修啓准教授、中村匡徳教授、氏原嘉洋准教授の的確なご指導、研究室の皆様からのご指摘のおかげで得られたものであると感じています。この場をお借りして心より御礼申し上げます。今回の受賞を受けて、自身の研究における成長を実感しました。今後もより一層研究に励んでいきたいと思っています。

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