工学専攻生命・応用化学系プログラムの林 宏理さんが日本接着学会第61回年次大会ベストポスター賞を受賞しました。
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2023年7月14日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム (永田 謙二研究室)
林 宏理
受賞名
日本接着学会第61回年次大会ベストポスター賞
(日本接着学会)
受賞の内容
「構造を制御したセルロースナノファイバー/グラフェン複合多孔体の調製と樹脂複合材料への応用」
セルロースナノファイバー(CNF)とグラフェンはともにナノ材料として現在注目されている物質ですが、表面の化学的性質が異なる為、この両者を複合化することは困難を極めます。本研究では、グラフェン前駆体としてCNFの表面特性に近い酸化グラフェンをCNF と複合化した後、グラフェンに還元するプロセスを行うことで、CNF/グラフェン複合多孔体の調製とその構造制御を試みました。各種分析手法により、複合多孔体の機械的、電気的特性について明らかにしました。
今後の抱負
この度このような賞を頂き、大変光栄に思います。今回の受賞は、日々ご指導いただいております江口助教、永田教授、そして研究活動に取り組む研究室の皆さんのサポートなくしては得られないものでした。心より感謝申し上げます。本学会に参加することで、活発な議論を行うことができ、刺激を得ることができました。この受賞を機に、より一層研究に励んで参ります。
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