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工学専攻生命・応用化学系プログラムの兼房 佳奈さんが日本セラミックス協会第36回秋季シンポジウム「エネルギー変換・貯蔵・輸送セラミックス材料の基礎と応用」セッション 最優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。

2023年10月26日掲載


受賞者

工学専攻生命・応用化学系プログラム福田 功一郎研究室

兼房 佳奈

受賞名

日本セラミックス協会 第36回秋季シンポジウム
「エネルギー変換・貯蔵・輸送セラミックス材料の基礎と応用」セッション
最優秀プレゼンテーション賞

日本セラミックス協会 第36回秋季シンポジウム

受賞の内容

「c軸配向アルミノケイ酸ランタンオキシアパタイト多結晶体の作製と酸化物イオン伝導性の評価」

KFフラックス法で作製したテンプレート粒子と異常粒成長を起こすマトリックス粉末を出発原料としたTGG法によって、K2OとAl2O3がドープされたc軸配向LSO多結晶体を作製することに成功しました。この試料は同組成のランダム多結晶体よりも高い伝導度を示し、600℃での発電試験に成功したことから、中低温域作動型SOFCsの電解質材料として利用できる可能性が示唆されました。

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今後の抱負

この度はこのような賞を頂くことができ大変光栄に思います。日頃から丁寧にご指導くださる福田功一郎教授をはじめ、先輩方や研究室の皆様の協力のおかげです。心より感謝申し上げます。当学会では、研究内容について多くの方々からのご助言を頂くことができ、今後の糧となる有意義な時間を過ごすことができました。今回の受賞を励みに、より一層研究活動に精進し、研究分野のさらなる発展に貢献していきたいと思います。

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