工学専攻生命・応用化学系プログラムの伊熊 友紀乃さんが第54回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 オレオ奨励賞を受賞しました。
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2024年1月 4日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム (山本 靖研究室)
伊熊 友紀乃
受賞名
第54回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 オレオ奨励賞
受賞の内容
「ヘキサデシル硫酸ナトリウムを添加したジメチルヘキサデシルグリシンによるオクタンゲルの物性調査」
本表彰は、中化連秋季大会での学生による一般研究発表において、油化学関連の研究者の育成と研究の活性化のため、東海支部内において学生発表の場を設け、優秀な発表に対してオレオ奨励賞を授与するものです。
有機溶媒に添加することで、溶媒を個体と液体の中間状態であるゲルに変化させる物質をオイルゲル化剤と呼び、化粧品や医薬品等へ応用されています。今回、少量でゲル形成が可能であり、かつ環境負荷を低減できるという特徴を持つ両性界面活性剤を使用して、オイルゲルを作成しました。一方、この界面活性剤には、そのゲル状態を長期間維持することができないという課題点がありました。そこで、入手が容易で汎用性の高いアニオン性界面活性剤を添加剤として使用することで、ゲル状態の長期間維持が可能となることを報告しました。
今後の抱負
このような賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。今回の受賞を励みとし、引き続き自身の研究をより深く追究していきたいと思っています。
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