工学専攻生命・応用化学系プログラムの犬飼 紫乃さんが第17回分子科学討論会 分子科学会優秀ポスター賞を受賞しました。
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2024年1月10日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム(神取 秀樹研究室)
犬飼 紫乃
受賞名
第17回分子科学討論会 分子科学会優秀ポスター賞
受賞の内容
「クラゲロドプシンの光反応中間体の赤外分光解析」
クラゲロドプシンは、ハコクラゲの目で働く光受容膜タンパク質の一種であり、独自の進化を遂げた結果として、既知の動物ロドプシンとは異なるユニークな構造(カウンターイオン)や機能(Gsタンパク質共役型)をもっています。本研究では、赤外分光法を駆使することで、クラゲロドプシンが光反応早期過程で形成する中間体形成(バソおよびルミ)に伴う構造変化を捉え、クラゲロドプシンに特異的な活性化メカニズムの一端を明らかにしました。
今後の抱負
この度はこのような素晴らしい賞を頂き、心より光栄に思います。本受賞は、片山准教授や神取特別教授の熱心なご指導、そして研究室のメンバーの協力があってこそ成し遂げられたものです。当学会では、他大学の先生方との討論を通じて多くのご助言を頂くこともでき、今後の研究の糧となる有意義な時間を過ごすことができました。すべての関係者の方々に、感謝申し上げます。博士後期課程進学後も、多様な動物ロドプシンの進化につながる構造学的背景の解明を目指し、より一層邁進してまいります。
工学専攻物理工学系プログラムの榊原 新太さんが2023年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 最優秀講演賞を受賞しました。 創造工学教育課程の柴崎 未妃さんが2023年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 優秀講演賞を受賞しました。