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工学専攻生命・応用化学系プログラムの鬼頭 巧実さんが共有結合の交換・変換・切断が司る機能樹脂創成に向けた研究会 ポスター発表 産学官表彰を受賞しました。

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2024年1月18日掲載


受賞者

工学専攻生命・応用化学系プログラム 林 幹大研究室

鬼頭 巧実

受賞名 

共有結合の交換・変換・切断が司る機能樹脂創成に向けた研究会
ポスター発表 産学官表彰

共有結合の交換・変換・切断が司る機能樹脂創成に向けた研究会

受賞の内容

「結合交換性凝集相を有するビトリマー性材料における結合交換ユニット配置と緩和特性の相関」

ビトリマーは、結合交換によってリサイクルや再成形が可能である、サステナブル架橋樹脂です。本研究では、結合交換性凝集相を有する特異なビトリマー性材料を用いて、同一架橋密度から結合交換特性の異なる2種類の試料を作ることに成功しました。具体的には、異なるドメイン間での結合交換を制御するために、マトリックス内にフリーの結合交換基を導入し、物性調査を行いました。本研究で得られた知見は、ビトリマー性材料の汎用性を広げることにつながります。

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今後の抱負

この度、このような賞をいただくことができ大変嬉しく思います。ご指導いただいている林幹大助教に深く感謝いたします。本学会では、他大学の先生方や学生、企業の方々と多くのディスカッションを行うことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。今後は、今回の経験を糧にし、更なる成長を目指して研究に精進したいと思います。

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工学専攻の水鳥 律さん、工学専攻生命・応用化学系プログラムの杉浦 勇也さん、山下 陽さんが第61回⽇本⽣物物理学会年会 日本生物物理学会学生発表賞を受賞しました。