工学専攻生命・応用化学系プログラムの杵川 日向雅さんが麻酔メカニズム研究会 "Re-born 4th" 最優秀ポスター賞を受賞しました。
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2024年1月24日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム (山本 靖研究室)
杵川 日向雅
受賞名
麻酔メカニズム研究会 "Re-born 4th" 最優秀ポスター賞
受賞の内容
「モデル生体膜へのイソフルラン作用効果と界面化学的観点からの麻酔メカニズム考察」
本賞は、「麻酔メカニズム研究会 "Re-born 4th"」において、麻酔メカニズム関連研究者の育成と研究の活性化のため、一般講演部においてポスター発表の場を設け、優秀な発表に対してポスター賞を授与するものです。
麻酔とは、神経の機能を低下させることで手術等の際の苦痛を取り除くことを言います。臨床では麻酔薬が使用されますが、その詳細な作用メカニズムについては現在でも統一的な見解には至っていません。今回、脂質分子とタンパク質分子からなるモデル生体膜に対して麻酔薬を作用させ、それに伴う膜界面への麻酔薬の吸着挙動や、膜の構造変化に関する考察を行いました。得られた結果から、脂質分子の凝集とタンパク質分子の自己構造変化に伴う膜界面構造の再構築が、膜機能の低下・麻酔発現に関わる可能性があることを報告しました。
今後の抱負
このような光栄な賞をいただき、大変嬉しく思います。一方で、ディスカッションや質疑応答を通じて得られた新たな知見や、発表時の反省点もあります。これらを今一度振り返り、修士論文の作成や今後の社会人生活にも活かすことができればと考えています。
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