工学専攻物理工学系プログラムの中田 龍之介さんが日本金属学会 2024年春期講演大会 第42回優秀ポスター賞を受賞しました。
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2024年5月10日掲載
受賞者
工学専攻物理工学系プログラム (萩原 幸司研究室)
中田 龍之介
受賞名
日本金属学会 2024年春期講演大会 第42回優秀ポスター賞
受賞の内容
「キンク変形を伴う複相ハイエントロピーミルフィーユ合金の開発」
科学研究費補助金研究活動スタート支援「極微細配向化組織制御と相安定性制御の融合による革新的超高強度Ti合金の創製」(グラント番号: 21K20397)等の支援を受け展開されている超高強度複相ハイエントロピーミルフィーユ合金の開発において、複相ハイエントロピー合金(CoCrFeNiNb系合金)の層状組織を一方向に配向させることで、室温で1 GPaを超える高強度と8%以上の圧縮延性の両立を実現した。さらに800℃に試験温度を上昇させると、これまでに報告例のないキンク帯の形成による塑性変形が生じることが明らかとなった。
今後の抱負
このような賞をいただき大変光栄に思います。日頃から多大なご指導いただいている徳永助教、萩原教授をはじめ支えてくださった研究室の皆様に感謝申し上げます。本研究における組織制御と力学特性、変形機構の関係の解明を通じて新規構造材料の開発に貢献できるよう、一層研究活動に注力したいと思います。
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