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工学専攻電気・機械工学系プログラム(研究当時)の福田 真也さんが日本機械学会東海支部第73期講演会 ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

2024年09月09日掲載


受賞者

工学専攻電気・機械工学系プログラム(研究当時) (北村 憲彦研究室)

福田 真也

受賞名

日本機械学会東海支部第73期講演会 ベストプレゼンテーション賞

日本機械学会東海支部

受賞の内容

「熱間テーパープラグ通しを活用した熱間成形における潤滑改善の試み」

油井管などエネルギー供給に不可欠なシームレス管は、熱間塑性加工で成形される。素管1000℃~1200℃と工具は高圧力と高すべりで接触するため潤滑膜は破れ、工具は激しく摩耗し、工具寿命は極端に短い。この厳しい条件を模した基礎試験を考案し、工具と高温材料の間に潤滑剤が供給しうる工夫を実験と計算で評価し、新しい工具潤滑方法を提案した。

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今後の抱負

実操業では工具材が主で検討されているが、その結果に大差なく、短い工具寿命は生産性と経済性の点で長年の課題のままである。工具材以外の加工条件として、潤滑剤とその供給方法、工具の冷却方法など複合的に検討し、この難問の解決に挑みたい。

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