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工学専攻社会工学系プログラムの本溜 光希さんがthe 24th Asia Pacific Industrial Engineering and Management Systems Conference BEST PAPER AWARDを受賞しました。

Campus life

学生生活

2024年12月17日掲載


受賞者

工学専攻社会工学系プログラム 孫 晶研究室

本溜 光希

受賞名

the 24th Asia Pacific Industrial Engineering and Management Systems Conference
BEST PAPER AWARD

APIEMS 2024

受賞の内容

「Multi-Agent-Model for Electricity Market Considering Green Energy Coefficient Using CPUC Scoring」

グローバルな電力市場においては、カーボンニュートラル化が進み再エネ化への取り組みが重要な課題になっています。日本政府は2050年に実現することをめどに再エネ割合についての目標指針を立てています。本研究では、発電会社と電力小売業者双方の参加を想定した、再生可能エネルギーの割合が考慮された電力市場を対象としたモデルを提案し、CPUCスコアリングシステムを用いた入札価格決定方法の検討と考察を行いました。
本受賞の研究成果は、JSPS科研費 基盤研究(C) JP 23K04286の助成を受けたもので、感謝の意を表します。

今後の抱負

この度はBEST PAPER AWARDを頂き、大変光栄に思います。今回受賞できたのは、日頃から親身にご指導頂いている指導教員の孫晶准教授や、ともに切磋琢磨し研究活動に励む同研究室のメンバーがいてこそだと思っています。再エネの割合を考慮した電力取引の最適な価格設定問題に対して、更なる知見提供やモデルの詳細化について引き続き研究活動に臨んでいく所存です。今後ともよろしくお願いいたします。

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