工学専攻生命・応用化学系プログラムの岡 奏利さんがThe 8th International Conference on Electronic Materials and Nanotechnology for Green Environment BEST ORAL AWARDを受賞しました。
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2025年2月 7日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム (化学電池材料研究室(中山将伸研究室))
岡 奏利
受賞名
The 8th International Conference on Electronic Materials and Nanotechnology for Green Environment(ENGE 2024)
BEST ORAL AWARD
受賞の内容
「LSTM Deep Learning Driven Battery Emulator」
試作の車載用リチウムイオン電池の開発では、運転状況による不規則な充放電や出力の変化を想定するために、模擬走行による性能検証が必要である。しかし、大型の試作電池の作製には多大な経済的・時間的コストが存在する。本研究では、少量の充放電時系列データを用い、深層学習で電池動作を再現する電池エミュレーターの実現を世界で初めて試みた。提案したデータドリブンな充放電挙動予測は精度や汎用性を向上させ、電気自動車開発の効率化を期待できる。
受賞学生のコメント
この度、このような名誉ある賞を頂きましたこと、大変光栄に思います。英語での口頭発表を通して海外の研究者の方々と議論を深められたことで、研究者として大きく成長できました。本研究を行う中で丁寧なご指導を賜りました中山将伸教授をはじめ、数々のご支援をいただいたLIBTEC様、烏山昌幸准教授、武田はやみ特任准教授、谷端直人助教及び研究室の皆さんに心より感謝申し上げます。今回の受賞を糧に、今後も研究活動に邁進してまいります。
工学専攻の大橋 沙也佳さんが日本化学会東海支部 中化連秋季大会BCSJ賞を受賞しました。 木村正子博士(研究当時:社会工学専攻)がSIGGRAPH Asia 2024 XR Demo部門Audience Choice:Best Demo Award受賞しました。