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工学専攻情報工学系プログラムの佐藤弦さん、工学専攻知能情報プログラムの牟田真悟さん、坂井裕さん、情報工学科の星野瑞季さんがアーバンデータチャレンジ2024で受賞しました

Campus life

学生生活

2025年3月27日掲載


受賞者・受賞名

アーバンデータチャレンジ2024

・ビジネス・プロフェッショナル部門 最優秀賞

工学専攻知能情報プログラム 牟田真悟
工学専攻情報工学系プログラム 佐藤弦
情報工学科 星野瑞季
(チーム:株式会社ソシアノッター+白松研)

・ビジネス・プロフェッショナル部門 優秀賞

工学専攻知能情報プログラム 坂井裕
(チーム:株式会社ソシアノッター+白松研+ボラみみより情報局)

白松俊研究室)(アーバンデータチャレンジ2024 ファイナル審査結果

受賞の内容

ソシアノッター+白松研「SAGAスマート街なかプロジェクトの議論支援システム群」

情報工学類の松本宇宙研究員、白松俊教授、株式会社ソシアノッターとの共同チームで、佐賀市の一般社団法人地域デザイン総合研究所と連携して取り組んだプロジェクトです。佐賀市のスマートシティに関する議論を支援する幾つかのシステムを開発しました。そのような議論に誰でも参加できるように、生成AIが演じる仮想市民を相手に議論の練習ができる議論シミュレーターと、その上でアイデア発想を支援するAIエージェント、「AI博士ちゃん」が佐賀のまちに関する意見収集をするインタビューbot、そして、対面で行われたワークショップの議論の音声認識結果から、その議論内容を整理する議論構造化システムです。2024年12月10日には、それら議論支援システムを用いたワークショップを佐賀市で開催しました。なお、本プロジェクトは佐賀市、JST CREST(JPMJCR20D1)、NEDO(JPNP20006)の支援による成果を利用したものです。

ソシアノッター+白松研+ボラみみより情報局「AIを活用した地域資源の発掘と地域助け合いネットワークの構築」

情報工学類の白松俊教授、株式会社ソシアノッター、NPO法人ボラみみより情報局との共同チームで、名古屋市中区社会福祉協議会と連携して取り組んだプロジェクトです。地域の助け合いネットワークに参加してくれそうな組織の情報をWebから収集し、生成AIで情報抽出したりその組織が参加する可能性を評価するシステムを開発しています。2024年11月30日のボラみみ総会では、収集したデータを使って協働・共創の可能性を提案するシステムの体験ワークショップを実施しました。なお、本プロジェクトはトヨタ財団、JST CREST(JPMJCR20D1)の支援による成果を利用したものです。

受賞学生のコメント

生成AIや地域資源のデータを活用して、人々が協力しながら楽しく地域課題解決に取り組めるようなシステムを開発し、社会実装できるように頑張ります。

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加藤正史教授、三井俊樹氏(本学卒業生)が第46回(2024年度)応用物理学会論文賞を受賞しました