工学専攻電気電子プログラムの藤山晃多さんが2025年度無線通信システム研究会初めての研究会優秀発表賞を受賞しました
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2025年7月15日掲載
受賞者
工学専攻電気電子プログラム (岡本英二研究室)
藤山晃多
受賞名
2025年度無線通信システム研究会 初めての研究会優秀発表賞
受賞の内容
「Multi-TRP環境におけるカオス位相乗算による物理層暗号化と伝送効率向上に関する検討」
5Gにおいて通信路容量拡大を目的としたmulti-transmission and reception point (Multi-TRP) 技術の標準化が進む一方、複数の基地局を用いることによる伝送信号拡散による盗聴リスク増加が課題として挙げられる。そこで本研究では、Multi-TRPにおいて送信側で伝送信号に追加データと共有鍵に基づいた擬似ランダムなカオス位相信号を乗算することにより、物理層暗号化と伝送効率向上の両立を実現する手法を提案する。
受賞者のコメント
この度は大変名誉ある賞を頂戴し、誠に光栄に存じます。発表準備に際しご指導くださった岡本先生、貴重なご意見をくださった共同研究先の皆様、そして研究室の仲間に心より感謝申し上げます。今後も、物理層暗号化と伝送効率の両立に向けた研究に一層精進してまいります。
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