機能工学専攻2年の森永武さんが日本非破壊検査協会新進賞を受賞
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2015年10月22日掲載
受賞者
機能工学専攻修士課程2年 森永武
受賞名
日本非破壊検査協会 新進賞
平成27年度秋季講演大会(2015-10-15~16, 札幌)での講演に対して受賞
受賞テーマ
『液体を内包する配管における周方向ガイド波減衰の漏洩周回波による補正方法』
超音波伝播形態の1つである周方向ガイド波を用いて液体を内包する配管の減肉検査を行うとき,周方向ガイド波が管内の液体へ漏洩することで減衰し,欠陥による減衰量を判別できません。管内の液体へ漏洩した超音波は,再入射しガイド波として伝播します。この漏洩周回波の振幅が水量に依存することに着目し,漏洩周回波振幅を用いて漏洩による周方向ガイド波の減衰を補正する方法を提案しました。減肉を模擬した円管にこの方法を適用し,漏洩周回波による補正方法の妥当性を確認しました。
森永さんのコメント(今後の抱負)
在学中にさらに研究を進め,対象としていた設備などでより広く利用してもらえるような,社会に還元可能な検査手法を検討していきたいと思っています。また,来年度からは社会人として働きますので,研究を遂行するにあたって学んだプロセスなどを役立てていきたいです。
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