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環境材料工学科 京兼広和さんが平成27年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 優秀講演賞を受賞

2015年12月14日掲載


環境材料工学科4年の京兼広和さんが平成27年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 優秀講演賞を受賞しました。

受賞の内容

室温で強誘電性と反強磁性を併せ持つマルチフェロイックBiFeO3エピタキシャル薄膜において、従来、特殊基板を用いた応力誘起のみでしか実現できなかった菱面体晶から正方晶への結晶構造転移をFeサイトへのAl置換により実現できることを示すと共に、その理由を第一原理計算手法を用いて初めて明らかにした。

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京兼さん今後の抱負

本研究は室温での電界による磁気秩序制御可能な材料開発の足掛かりであります。確かに今まで確認されなかった現象を実験と計算で示すことができたのですが、実用化には程遠い段階であります。今後はこの材料が"物性面"でどのような価値が有るのかを実験、検討し実用化できるよう研究していきたいと考えております。

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