情報工学専攻 林 政行さんが情報処理学会第78回全国大会大会優秀賞を受賞
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2016年7月29日掲載
受賞者
情報工学専攻 林 政行さん (伊藤孝行研究室)
受賞名
受賞の内容
機械学習の分野において,系列データの予測のためにSequence-to-Sequence (seq2seq) 学習モデルが提案され,動画像の予測のようにして降水ナウキャストを行う手法に応用されています。本研究ではseq2seq学習モデルにおいて,複数のモダリティを入力しマルチモーダル学習を行う新たな学習モデルを提案しました。この受賞に関して学会より公式なコメントは出ておりませんが,近年注目を浴びる深層学習の分野で新たなモデルを提案したことが評価されたものと考えています。
今後の抱負
本受賞は,指導教員の伊藤孝行先生,留学先の指導教官であるIvor Tsang先生,ならびに先行研究を行ったXingjian Shi氏との幾度にも及ぶ相談と研究を重ねた結果をご評価頂けたものと考えています。研究のサポートをしていただいた皆様に心より感謝致します。本研究で得られた知見を活かし,今後の深層学習の研究に繋げたいと思います。
情報工学専攻 仙石 晃久さんがInternational Conference on Crowd Science and Engineering 2016 BEST PAPER AWARDを受賞 社会工学専攻 加藤勇夫さんが2016 International Conference on Engineering and Natural Science - Summer Sessionにて"OUTSTANDING PAPER AWARD"を受賞