社会工学専攻の牛田さん、田中さん、青山さんが土木学会平成28年度全国大会第71回年次学術講演会優秀講演者表彰を受賞
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2017年1月 4日掲載
左から青山和将(材料分野)、田中雄也(地盤分野)、牛田成彦(構造分野)
受賞者
社会工学専攻専攻 博士前期課程
牛田成彦( 永田研究室 )
田中雄也( 前田研究室 )
青山和将( 梅原研究室 )
受賞名
土木学会平成28年度全国大会第71回年次学術講演会優秀講演者表彰
土木学会全国大会 : http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/node/116
受賞内容
本賞は公益社団法人土木学会が主催する土木学会全国大会年次学術講演会において、実際に講演を行う個人会員の中で40歳以下の研究者を対象に論文内容および講演が優れたものに与えられる賞です。表彰の目的は論文内容や講演技術の向上、若手研究者や技術者の参加意欲の向上、全国大会全体の活性化への貢献です。本年度においては社会工学専攻(土木系)において構造分野(永田研究室)、地盤分野(前田研究室)、材料分野(梅原研究室)の大学院生が1名ずつ受賞いたしました。
今後の抱負
牛田成彦:構造分野
近年橋梁などの鋼構造物の経年劣化が問題視されており、既設構造物の性能保持と長寿命化が重要視されています。橋梁のボルト接合部は腐食が発生しやすく如何にして防食するか検討をする必要があり、そのための促進実験を行い実験結果について発表しました。今回の受賞は研究室をはじめ企業の方々のご支援の賜物と深く感謝しております。これからも名工大で研究を行えることを誇りに思い、より一層社会貢献できるように研究に励みたいと思います。
田中雄也:地盤分野
この度はこのような賞を頂き大変光栄に思います。また、私たち研究チームの努力が認められ大変うれしく思います。東日本大震災では関東地方を中心に住宅の液状化被害が甚大でありました。そこで本研究では、摩擦性や透水性に優れたリサイクル材料である「破砕瓦」を用いて、戸建住宅を対象とした液状化対策の検討を行いました。今後も今まで以上に歴史ある名工大で勉強や研究に励みつつ、社会に貢献するべく最適な液状化対策の提案に向け研究に取り組んでいきたいと思います。
青山和将:材料分野
このような賞を頂き、大変嬉しく思います。コンクリートにおいて必要不可欠である骨材は、環境問題や採取制限などから入手が困難になってきており、本研究では代替骨材である高炉スラグ細骨材を用いたコンクリートの空隙構造が硬化物性に与える影響について検討してきました。今後はセメントペーストと骨材との境界部分の観察を行っていき、硬化性状との関係について研究していきたいと思います。
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