建築・デザイン工学科の中島啓太さんと鈴木慶太さんと得津秀馬さんが2016年度JIDA中部ブロックデザイン賞を受賞しました
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2017年3月30日掲載
受賞名・受賞者
2016年度JIDA中部ブロックデザイン賞
最優秀賞:建築・デザイン工学科 4年 中島啓太(須藤正時研究室)
優秀賞:建築・デザイン工学科 4年 鈴木慶太(井上雅弘研究室)
セントラル画材賞:建築・デザイン工学科 4年 得津秀馬(伊藤孝紀研究室)
公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会 中部ブロック
作品紹介
最優秀賞:中島啓太「安心して任せられる椅子」
足腰の弱い高齢者の立ち上がりを補助する椅子を制作しました。卒業研究より介護椅子の使用に抵抗がある人が存在したので、より多くの人が抵抗無く使用できるよう、また同居する家族全員で使えるような椅子を目指しました。
秀賞:鈴木慶太「デジタルによって魅力が向上するボードゲーム」
今回受賞した作品「CUBO」(クーボ)は「デジタルによって遊びの魅力を向上させること」をコンセプトに制作したボードゲームです。ゲームの内容はリバーシをベースにしており、デジタルによって可能となったルールや表現が散りばめられたものとなっています。1つずつのマスがサーボモータによって上下することで、アナログのボードゲームでは楽しむことのできないワクワク感を味わうことができます。
セントラル画材賞:得津秀馬「水田・憧憬の培養器」
より良い水田風景の保存・発展のために「水稲栽培×養鯉」を組み込む建築を提案しました。水田で米を育てるだけでなく、同時に食用や観賞用の鯉を養殖し、農家だけでなく地域を巻き込んだ1つの新しい産業をつくることを目指しました。
今後の抱負
中島啓太
卒業制作として制作した椅子にには既に反省点があり、 今後はそれを改善していかなければいけません。色々な方からたくさんのアドバイス も頂いたのでそれをもとにより深く掘り下げて研究していきたいと思っています。ま た、よりきれいなものが制作できるように技術も磨いていきたいです。
鈴木慶太
今回受賞した作品は、すべてのマスが独立して上下することができ、中に仕込んであるフルカラーLEDによって様々な色に光らせることができる至ってシンプルなハードウェアになっています。そのシンプルさを生かして、新たな遊び方ができないかと考えています。また、実際に様々な人に体験してもらいながら、今のゲームをブラッシュアップしていこうと思っています。
得津秀馬
卒業後は建築業界の職に就き、専門分野をより追求して いくことになります。今後は建築分野における新しい可能性を探求し、社会に貢献で きるように精進したいと思います。
建築・デザイン工学科の根尾悠介さんが2016年度日本建築学会東海支部 学生優秀学術講演賞を受賞しました 建築・デザイン工学科の田中大貴さんが2017年日本建築仕上学会奨励賞 学生研究奨励賞を受賞