生命・応用化学専攻の三浦淳弘さんが日本セラミックス協会第30回秋季シンポジウム特定セッション「学生優秀発表賞」を受賞しました。
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学生生活
2017年10月 2日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻 三浦淳弘(春日研究室)
受賞名
日本セラミックス協会第30回秋季シンポジウム特定セッション「学生優秀発表賞」
日本セラミックス協会
受賞の内容
「6配位ケイ素がMgO含有ケイリン酸塩ガラスの溶解性に及ぼす影響」
環境セラミックス分野・春日研究室では「骨を治療する材料」として、生体に害がなく、体内でゆっくり溶け出すリン酸塩ガラスの研究を行っています。本発表では、リン酸塩ガラスの耐水性を制御するには、ケイ酸イオンとマグネシウムイオンを含有させて、特異な構造(6配位のケイ素構造)を構築することが有効であると明らかにしたことが評価されました。
今後の抱負
この度、このような賞を受賞することができ、大変光栄に思います。この研究はガラスを製剤のように用いることで、骨の再生を促す無機イオンを患部に供給することができる材料として期待されています。今後はこの製剤としての応用に向けて、自身の研究をさらに深化させていきたいと考えています。
物質工学専攻の坂野広樹さんが日本セラミックス協会第30回秋季シンポジウム特定セッション最優秀ポスター賞を受賞しました。 社会工学専攻の玉井大嗣さんが15th Asian Network for Quality Congress 2017においてBest Paper Awardを受賞しました