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電気・機械工学専攻の川口智弘さんがライフサポート学会奨励賞を受賞しました。

2018年03月22日掲載


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受賞者

電気・機械工学専攻 川口 智弘(杉田修啓研究室)

受賞名

ライフサポート学会 奨励賞
第27回ライフサポート学会フロンティア講演会

受賞の内容

「動脈硬化早期診断のためのFMD検査法の短時間化」

動脈硬化早期発見に有用な検査として、FMD(Flow-mediated dilation)検査法がある。従来法では長時間駆血後の血流増加を利用しせん断応力刺激を与えるため、検査時間が長くなるという難点があった。本研究では、外圧負荷により血管を任意の大きさまで狭めることで定量のせん断応力刺激を負荷する"定量短時間型FMD法"を考案した。本法により検査時間を短時間化できることを確認し、血管拡張反応を従来法と比較した。

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「新しい検査法である定量短時間型FMD法の手順」

今後の抱負

この度は、ライフサポート学会奨励賞をいただき大変光栄に思います。これもご指導いただいた杉田先生、松本先生、そして研究活動に協力していただいた名古屋工業大学医用生体工学研究室ならびに名古屋大学バイオメカニクス研究室の皆様のおかげです。今後は装置の自動化による新しい検査装置開発など、予防医学に貢献できる研究に取り組んでいきたいです。

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