生命・応用化学専攻の大井勇輝さんが第27回無機リン化学討論会で若手優秀研究発表賞を受賞しました。
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2018年9月13日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻(春日研究室)
大井 勇輝
受賞名
第27回無機リン化学討論会 若手優秀研究発表賞
日本無機リン化学会
受賞の内容
環境セラミックス分野・春日研究室では、「骨を治療する材料」として、体内で溶けやすく、生体に害のないリン酸塩ガラスの研究を行っています。本発表では、カルシウムとマグネシウムを多量に含有する、イオン性の非常に高いガラスを作製することに成功し、リン酸とケイ酸の導入量のバランスにより、水溶性を高度に制御できることを明らかにしたことが評価されました。
今後の抱負
この度、このような賞を受賞することができ大変光栄に思います。この研究は、ガラスから無機イオンを供給することで、骨の再生を促す材料としての新たな可能性が期待されています。
今回の受賞を励みとし、自身の研究をより深化させ、応用に近づけていきたいと考えています。
受賞者:生命・応用化学専攻 大井勇輝(春日研)
(写真・左端)
生命・応用化学専攻の古屋陸さんが日本セラミックス協会第31回秋季シンポジウム特定セッションで学生優秀発表賞を受賞しました。 生命・応用化学専攻の駒淵舞さんが日本顕微鏡学会第74回学術講演会で学生優秀ポスター賞を受賞しました。