生命・応用化学専攻の真野稜大さんが化学工学会第50回秋季大会(2018)で分離プロセス部会優秀ポスター賞を受賞しました。
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2018年9月26日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻(岩本研究室)
真野 稜大
受賞名
化学工学会第50回秋季大会(2018) 分離プロセス部会優秀ポスター賞
化学工学会第50回秋季大会
受賞の内容
「ケイ素系無機有機ハイブリッド水素分離膜の合成と評価」
近年注目を集めている太陽光をエネルギー源として光触媒により水を分解し水素を得るソーラー水素製造システムでは、水素とともに生成する酸素を高効率で分離する必要があります。我々の研究室は、NEDO人工光合成プロジェクトの研究開発の一環として、このシステムに有効なガス分離膜の合成開発研究に取り組んだ結果、従来のシリカ(SiO2)膜では応用が困難な低温かつ水共存下のソーラー水素製造環境下で、優れた水素選択透過性能を有する新規なSi-C-H系無機有機ハイブリッド膜を見出すと共に、分子ふるいでは説明できないそのユニークな水素選択透過機構を詳細に検討しました。
今後の抱負
このような賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。今回の成果は、ご指導いただいた岩本先生、本多先生、大幸先生、そして研究室の方々の支援のおかげだと思っております。心より感謝申し上げます。引き続き本研究に注力し、水素社会実現に貢献できるよう、精進してまいります。
社会工学専攻の門石征也さんがANQ2018(Asian Network for Quality)でBest Paper Awardを受賞しました。 柴田哲男教授が、ACS Award for Creative Work in Fluorine Chemistryを受賞しました。