社会工学専攻の門石征也さんがANQ2018(Asian Network for Quality)でBest Paper Awardを受賞しました。
Campus life
学生生活
2018年10月 9日掲載
受賞者
社会工学専攻(川村研究室)
門石 征也
受賞名
ANQ2018 Best Paper Award
Asian Network for Quality
受賞の内容
管理図は製造業において工程異常を検出し、不良品流出を防ぐための効果的な統計的工程管理手法である。しかし、近年主流となっている多品種少量生産の製造環境では、管理図作成のために十分なサンプル数が得られないという状況があり、その場合には管理図が適切に機能しない。
本研究では、複数品種間に共通する情報を階層ベイズモデリングによって包括的に利用することで、パラメータの推定精度を向上させ、既存手法のもつ問題を解決した管理図を提案した。
今後の抱負
このたびは、このような賞を受賞でき大変光栄に思います。本受賞は、指導教員である川村大伸先生、研究室のメンバーをはじめとした多くの方々の支援によるものであると考えています。心より感謝申し上げます。今後は提案手法をさらに汎用性の高いものに発展させ、製造業での問題解決の一助となる研究成果が出せるよう努力したいと思います。
情報工学専攻の加藤瑛樹さんが第19回日本感性工学会大会で優秀発表賞を受賞しました。 生命・応用化学専攻の真野稜大さんが化学工学会第50回秋季大会(2018)で分離プロセス部会優秀ポスター賞を受賞しました。