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生命・応用化学専攻の権藤聡さんが日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2018でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

2018年11月21日掲載


受賞者

生命・応用化学専攻柴田研究室
権藤 聡

受賞名

日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2018 ベストプレゼンテーション賞
日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2018(学術大会のお知らせ)

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受賞の内容

発表題目「パラジウム触媒を用いた[5+4]環拡大反応によるトリフルオロメチルカルビノール含有新規9員環合成」
含フッ素置換化合物合成は、医薬品や農薬品開発を目的として、盛んに研究が行われています。しかし、含フッ素置換基を有する複素中員環合成は極めて困難であり、数例の報告しかありませんでした。
そこで今回私たちは、トリフルオロメチルベンゾオキサジノン(1)とビニルエチレンカルボナート(2)に対してパラジウム触媒を作用させることで、脱炭酸型環拡大反応が進行することを見出し、トリフルオロメチルカルビノール構造を有する新規複素9員環化合物の合成法を報告しました。

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今後の抱負

このような賞をいただき大変光栄に思います。この賞を獲得できたのは、指導教官の柴田哲男教授をはじめ、研究室のメンバーのおかげです。今後も、フッ素有機化学の発展に貢献できるよう、全身全霊で研究に励みたいと思います。

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