情報工学専攻の福田和彰さんと加藤昇平教授が第16回情報学ワークショップで奨励賞を受賞しました。
Campus life
学生生活
2018年11月27日掲載
受賞者
情報工学専攻(加藤研究室)
福田 和彰
大学院工学研究科 教授
加藤 昇平
受賞名
第16回情報学ワークショップ 奨励賞
第16回情報学ワークショップ
受賞の内容
近年増加しているエージェントシステムとの対話円滑化のために、より親しみやすい対話エージェントの需要が高まっています。本研究では人間らしさの観点からこの課題に注目し、エージェントに感情や嗜好を持たせそれを対話に応じて変化させることで人格を持っているように感じさせる手法を提案/検討しています。また,本手法を実装した対話エージェントを用意し対話実験を行いました。この実験により,「楽しめそう」「好き」「また会いたい」の項目において有意差が確認できました。また,因子分析の結果から提案手法によりエージェントの親近性が向上する可能性が示唆されました。
提案手法に基づく対話のながれ
提案エージェントの感情表出例
(左:Delighted、右:Annoyed)
今後の抱負
本研究は親しみやすさを向上させる手法を提案したものです。今後は本ワークショップで得られたご意見/ご指摘を加味して、新たなモデルやエージェントシステムを検討し、より良い手法の開発に取り組んで参ります。
社会工学専攻の伊藤孝紀研究室がDSA日本空間デザイン賞2018で特別賞学生賞を受賞しました。 生命・応用化学専攻の権藤聡さんが日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2018でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。