環境材料工学科の大塚喬仁さんが2018年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会で優秀講演賞を受賞しました。
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2019年1月22日掲載
受賞者
環境材料工学科(早川研究室)
大塚 喬仁
受賞名
2018年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 優秀講演賞
講演番号C17「Eu3+添加ダブルペロブスカイト型蛍光体の作製と発光特性」
日本セラミックス協会東海支部 学術研究発表会
受賞の内容
蛍光体は白色固体照明・ディスプレイ等に必要不可欠な材料ですが、廉価品では青み成分が強いため、高効率で化学的に安定かつ安価な赤色蛍光体の開発が望まれています。そこで私はEu3+イオンを添加したダブルペロブスカイト型酸化物Ca3WO6に着目しました。本研究では、狭帯化蛍光分光法(FLN)によりEu3+の存在する2つの結晶サイトの分布割合と非対称性を明らかにすると共に、電荷補償イオンK+を共添加することで、色純度が高くかつ強い赤色蛍光体を合成することに成功しました。
今後の抱負
研究を行うにあたり、現象に対する理解に必要な知見や方向性についてのアドバイスを頂いております早川知克先生をはじめ,実験データのディスカッションをしてくださる研究室の先輩方,同期の面々,事務的な支援をしてくださっている秘書の方々に厚くお礼申し上げます.これからも自らの探究心に率直に向かい合い,研究に対する知見をさらに深めつつ、これら研究成果が社会に還元できるよう一層努力してまいります.
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