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社会工学専攻の田中大貴さんが2018年度日本建築学会大会(東北)学術講演会材料施工部門若手優秀賞を受賞しました。

2019年02月18日掲載


受賞者

社会工学専攻(河辺研究室)
田中 大貴

受賞名

2018年度日本建築学会大会(東北)学術講演会材料施工部門若手優秀賞
日本建築学会 材料施工委員会

受賞の内容

「タイル張り外壁の反発回数と反発時間によるはく離の検査」

建築基準法第12 条の定期報告制度により、外壁タイル張り仕上げの打音検査は義務付けられています。現在の打音検査は、テストハンマーによる打音で検査者が異常を判断していますが、騒音などの作業環境、検査者の体調や疲労度の影響は考慮されていないという問題があります。そこで本研究は、タイル壁面の反発に着目した検査とすることで、この問題が解決されると考えました。ソレノイドを用いて反発時間と反発回数による外壁タイル張り仕上げのはく離判定の有用性と改善点を検討しました。

今後の抱負

このような賞を頂き、大変光栄です。竣工時から年月を経た既存建物の検査の効率化は喫緊の課題であります。特に建築物の外壁における安全性の向上は、第三者への被害の可能性もあり重要です。卒業後、社会人として建築に携わる中で、研究の経験を活かし、新しいことに挑戦していきたいです。

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