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情報工学専攻の泉春乃さん、加藤昇平教授が第17回情報学ワークショップ 奨励賞を受賞しました。

2019年11月25日掲載


受賞者

情報工学専攻加藤昇平研究室
泉 春乃

情報工学専攻
加藤 昇平 教授

受賞名

第17回情報学ワークショップ 奨励賞

第17回情報学ワークショップ

WiNF2019_haruno_賞状.jpg

受賞の内容

 本研究における対話行為推定とは、「あいづち」や「自己開示」などからなる出現頻度の差が大きい9種の対話行為から話者の発話の意図を推定する手法です。雑談を行う対話システムの応答生成に対話行為推定を導入することで、多岐にわたる雑談の内容を対話システムが理解して自然な応答を生成する手掛かりにできると考えられます。本発表にて提案した対話行為推定モデルであるENOVA RNNはAttention機構によって出力候補を絞り込むため、従来手法の高頻度な対話行為に偏りがちな推定を緩和することができました。

WiNF2019_haruno_図.png

今後の抱負

 この度は初めてのポスター発表にてこのような賞を頂き、大変光栄です。モデル構築のアイデアなど様々なご助言をくださった加藤昇平先生をはじめとする研究室のメンバーに、心よりお礼申し上げます。今後はこの対話行為推定手法とロボットの動作を組み合わせた感性評価を考えております。するべきことはたくさんあるため、気を引き締めて研究を進めてまいります。

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