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生命・応用化学専攻の新名清輝さんが日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2019ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

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2019年11月25日掲載


受賞者

生命・応用化学専攻 博士前期課程2年柴田研究室
新名 清輝

受賞名

日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2019 ベストプレゼンテーション賞

日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2019

新名清輝1.JPG

受賞の内容

 「テトラフルオロスルファニルアルキンを用いた反応の開発」

 近年、フッ素と硫黄から形成されるフッ素―硫黄官能基に注目が集まっており、中でもテトラフルオロスルファニル(SF4)部位は、高い電子求引性と脂溶性を有するだけでなく、2つの部位を直線構造で連結できる特徴を持つことから、SF4部位をもつ化合物は、生理活性物質や機能性材料として期待されています。しかし、合成の難しさから、SF4部位を持つ化合物の合成は限られています。今回私たちは、以前に開発したピリジン-SF4-アルキンから、濃硫酸を用いた水和反応によって、ピリジン-SF4-メチルケトン類を合成する手法を開発しました。

今後の抱負

 この度はこのような賞を受賞することができて大変光栄に思います。これまで御指導御鞭撻賜った柴田哲男教授をはじめ、研究室の皆さんに感謝申し上げます。今後も日々実験に励み、フッ素化学の発展に貢献するとともに自分自身も日々精進していきたいと思います。

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