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工学専攻情報工学系プログラムの花井俊哉さんが2020年度人工知能学会全国大会(第34回)学生奨励賞を受賞しました。

2020年09月17日掲載


受賞者

工学専攻情報工学系プログラム (加藤昇平研究室)

花井 俊哉

受賞名

2020年度 人工知能学会全国大会(第34回) 学生奨励賞

2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

受賞の内容


 超高齢社会を迎えた日本では、認知症患者への対策が急務とされています。認知症には様々な基礎疾患が存在し、それぞれ治療方法が異なるため、正しく診断する必要があります。しかしながら、非専門医による診断が困難とされる疾患も存在し、前頭側頭葉変性症(FTLD)はそのひとつです。本研究ではFTLDの特有症状に着目した手法により、認知症疾患を分類しました。その結果、FTLD、アルツハイマー病および健常者の分類において約80%の正確度を実現しました。

図1.jpg

今後の抱負

 
 この度は、このような賞を頂き大変光栄です。常日頃からご指導いただいている指導教員の加藤昇平先生、佐久間拓人先生、共同研究先の渡辺宏久先生(藤田医科大学)、大嶽れい子先生・桝田道人先生(名古屋大学医学部)、並びに研究室のメンバーのおかげです。心より感謝いたします。今後は医療現場において、より時間的負担の少ない検出手法の開発について取り組んでいきたいと考えています。

生徒写真1.jpg賞状1.jpg

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