受賞者・受賞名

15th International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support System (KICSS2020)

・Student Best Paper Award

　　工学専攻 情報工学系プログラム　佐藤 拓実

・Student Outstanding Paper Award

　　工学専攻 情報工学系プログラム　畔柳 宗一郎

加藤昇平研究室

15th International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support System (KICSS2020)

受賞の内容

Student Best Paper Award

　佐藤 拓実　『アンケートの自由回答意見における全自動分類』

　アンケートの自由記述欄に回答される大量の自由記述意見は、人手で分類区分を予測し、実際に分類を行うとなると莫大な手間と時間がかかります。私たちはこの分類コストを減らすことを目的とし、分類者にとって実用的な新たな手法を提案しました。この分類コストの問題は地方自治体の課題としても挙げられており、私たちは地方自治体に実際に協力をして頂き、地方自治体の課題の解決を目指しました。

Student Outstanding Paper Award

　畔柳 宗一郎　『YOLOv5を応用したテレワークの動作解析』

　新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、現在テレワークを推奨する企業が増えてきています。テレワークには従業員の管理や作業状況の把握が難しいという問題点があります。これに対処するために、動画からテレワークの動作を「PC作業」「電話」「文字を書く」「ストレッチ」「睡眠」「その他」に物体検出手法を応用して予測・分類する手法を提案しました。

今後の抱負

佐藤 拓実さん

　この度はこのような名誉ある賞を賜り、誠に光栄です。これも指導してくださった京都大学の伊藤孝行先生、奥原俊先生、そして指導教員である加藤昇平先生、並びに研究室のメンバーのおかげに他なりません。心より感謝致します。今後も努力を続け、更なる発展を目指します。

畔柳 宗一郎さん

　この度はこのような名誉ある賞を賜り、誠に光栄です。これもひとえに、指導教員である京都大学の伊藤孝行先生、奥原俊先生、加藤翔平先生、スタッフの皆様そして学生メンバーの皆様のご支援のおかけです。大変感謝しております。本研究は、今後もより一層の努力し、様々な人と議論を交わしながら研究に取り組みたいです。