共同ナノメディシン科学専攻の宇野 寛人さんが第43回フッ素化学討論会 優秀口頭発表賞を受賞しました。
Campus life
学生生活
2020年12月23日掲載
受賞者
共同ナノメディシン科学専攻 (柴田研究室)
宇野 寛人
受賞名
第43回フッ素化学討論会 優秀口頭発表賞
受賞の内容
「トリフルオロメチル基を有する複素中員環を志向した脱炭酸型不斉環拡大反応の開発」
トリフルオロメチル基に代表されるフッ素官能基を有する複素環化合物は、医農薬として利用されています。本研究では、特徴的な立体構造を有する含フッ素9員環の不斉合成に成功しました。一般に構築が難しいとされる9員環ですが、フッ素の特性を活かした環拡大反応を開発することで合成を達成しました。さらに、不斉配位子を用いる条件を検討し、速度論的光学分割を伴う不斉合成に成功しました。
今後の抱負
このような賞を受賞することができ、光栄に思っております。これまで御指導下さった柴田哲男教授をはじめ、研究室の皆さんに感謝申し上げます。博士課程も残り一年程となりましたが、悔いの残らないように、楽しむ気持ちをもって最後まで研究に励んでいきたいと思います。

社会工学専攻の後藤 康太さんが日本品質管理学会 第50回年次大会研究発表会 優秀発表賞を受賞しました。 社会工学専攻の井上 裕太さん、中垣 琴葉さん、松本 英利さんが日本コンクリート工学会中部支部 令和2年度学生研究発表会で受賞しました。