社会工学専攻の後藤 康太さんが日本品質管理学会 第50回年次大会研究発表会 優秀発表賞を受賞しました。
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2020年12月24日掲載
受賞者
社会工学専攻(川村大伸研究室)
後藤 康太
受賞名
日本品質管理学会 第50回年次大会研究発表会 優秀発表賞
受賞の内容
「多品種少量生産における多変量階層ベイズ管理図」
多品種少量生産工程において運用できる多変量管理図として「多変量階層ベイズ管理図」を提案しました。計測技術の発展により、製造工程において様々なデータの取得が可能となる一方、現代の生産方式の主流である多品種少量生産工程では、管理図作成のためのサンプル数が十分に得られず、パラメータの推定精度が低下する問題があります。そこで問題解決のため、階層ベイズモデリングを用いて、多変量工程管理を行う新たな管理図手法について検討しました。
今後の抱負
この度はこのような賞をいただき大変光栄に思います。日々ご指導頂いている川村先生、貴重なご助言を頂きました日本品質管理学会産学連携研究会の皆様、共に研究に勤しむ研究室の学生・スタッフの支えに大変感謝致します。学生として研究に取り組める期間も残り少ないですが、提案手法の有用性について更なる検討を行うことで、研究分野の発展に少しでも貢献できるよう邁進していきたいと思います。

生命・応用化学専攻の山田 一太さんが第47回炭素材料学会年会学生優秀発表賞を受賞しました。 共同ナノメディシン科学専攻の宇野 寛人さんが第43回フッ素化学討論会 優秀口頭発表賞を受賞しました。