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生命・応用化学専攻の山田 一太さんが第47回炭素材料学会年会学生優秀発表賞を受賞しました。

Campus life

学生生活

2020年12月24日掲載


受賞者

生命・応用化学専攻 (川崎・石井研究室

山田 一太

受賞名

第47回炭素材料学会年会学生優秀発表賞

第47回炭素材料学会年会

受賞の内容

「単層カーボンナノチューブに内包したニッケル錯体を前駆体とした電池電極材料の開発」

 ニッケル水素二次電池の正極材料に用いられる、水酸化ニッケルの乏しい導電性を補うために、単層カーボンナノチューブとの複合化を試みた。カーボンナノチューブの内部空間を利用してニッケル錯体を内包し、それを前駆体として水酸化ニッケル複合カーボンナノチューブを合成し、電池電極材料としての性能を評価した。

図1.jpg

今後の抱負

 カーボンナノチューブの内部空間を利用するというユニークな方法でニッケル錯体との複合化に成功し、水酸化ニッケルまで変化させることが出来たので非常にうれしいです。今後は更なる電極容量増加に向けて電極の作製方法を模索していきたいと思います。そして、修士論文に向けて研究をまとめていきたいです。

山田1.jpg


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