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生命・応用化学科の冨山 草太さんが第12回 日本セラミックス協会 マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会 キャラクタリゼーション優秀賞を受賞しました。

2021年03月17日掲載


受賞者

生命・応用化学科 (白井研究室

冨山 草太

受賞名

第12回 日本セラミックス協会 マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会

キャラクタリゼーション優秀賞

第12回 日本セラミックス協会 マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会

受賞の内容

「釉薬存在下における茶カテキン成分の構造変化とその評価」

本研究では茶器の違いによる緑茶の味の微妙な変化について、釉薬による緑茶中の茶カテキン構造変化に着目し、特に酸化縮合と錯体形成のどちらが優勢な反応挙動であるかを調査しました。緑茶に焼成後の釉薬粉末または金属イオン源を添加し反応後の上澄み液試料をHPLC, pH測定, FT-IRによって解析することで、茶カテキンの残存量、反応後の溶液状態、反応後生成物から構造変化は釉薬中の金属酸化物により促進された酸化縮合が優勢であると判明しました。

図.jpg

Fig. 1 釉薬存在下における茶カテキン構造変化挙動の評価

今後の抱負

今回の受賞にあたって研究にお力添え、協力してくださった白井准教授、加藤特任助教、辛特任助教、Hien特任研究員、研究室スタッフの方々、OBの方々、学生らに深く感謝を申し上げます。今回の発表の経験と受賞の喜びを糧とし、自身の研究についてより理解を深め、研究分野の更なる発展に貢献できるよう励みたいと思います。

 

冨山くん.jpg
 

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