工学専攻電気・機械工学系プログラムの奥村 守さんが2021年IEEE名古屋支部国際会議研究発表賞を受賞しました。
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2021年4月23日掲載
受賞者
工学専攻電気・機械工学系プログラム (岡本研究室)
奥村 守
受賞名
2021年IEEE名古屋支部国際会議研究発表賞
受賞の内容
「Chaos-Based Interleave Division Multiple Access Scheme with Physical Layer Security」
第5世代移動体通信システム(5G)の商用化が始まり、今後様々な産業分野で多数のIoT端末が同時に通信することが予測される。その一方で、サイバー攻撃による被害が年々増加しており、IoT端末が攻撃対象の大半を占めているという課題がある。そのため、今後更なるIoT端末の発展、利用シーンの多分野化を実現するためには、安全性を確保することが重要になってくる。
そこで企業との共同研究により、多数の端末を同時に接続可能なインターリーブ分割多元接続(Interleave Division Multiple Access: IDMA)に対して、カオス信号を元にした電波暗号化手法を適用し、物理層秘匿性及び通信の高品質化を実現するIDMA手法を新たに提案し、計算機シミュレーションにより安全性と高品質伝送が実現できていることを示した。
今後の抱負

工学専攻社会工学系プログラムの岩尾 駿平さん、社会工学科の伊藤 隆也さん、矢野 稜典さんが令和2年度土木学会中部支部研究発表会優秀講演者賞を受賞しました。 工学専攻社会工学系プログラムの林 拓朗さんが2020年度日本建築学会東海支部学生優秀学術講演賞を受賞しました。