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工学専攻社会工学系プログラムの岩尾 駿平さん、社会工学科の伊藤 隆也さん、矢野 稜典さんが令和2年度土木学会中部支部研究発表会優秀講演者賞を受賞しました。

2021年04月28日掲載


受賞者

工学専攻社会工学系プログラム

 岩尾 駿平

社会工学科

 伊藤 隆也

 矢野 稜典

鈴木研究室

受賞名

令和2年度土木学会中部支部研究発表会優秀講演者賞

土木学会中部支部

受賞の内容

岩尾 駿平「名古屋市基幹バスレーンの交差点安全性に関する分析」

名古屋市では基幹バスの中央走行方式バスシステムが導入されていますが、交差点の道路構造が複雑になる場合が多く、事故の危険性が高まることが懸念されています。そこで、現地調査に基づく挙動分析から通行車両の潜在的危険性を評価しました。その結果、基幹バスレーンの走行車両の高速度かつ減速幅が大きい危険な状況が確認され、右折車線での追突危険が高まる可能性を示しました。

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伊藤 隆也「幹線道路における電動キックボード利用者の道路環境に対する評価要因分析」 

近年、新たな交通手段として電動キックボードに対する期待が高まっているが、安全性の問題が指摘されている。そこで本研究では、走行調査を行い、アンケートと交通状況データを取得し、電動キックボード運転者の道路環境に対する評価要因の分析によって、本モビリティが走行する際の課題点を明らかにする。その結果、電動キックボードは、自転車よりも路面舗装による振動の評価が悪くなることが分かった。また、電動キックボード走行時は、二輪車と大型車の台数が少ないこと、路肩が広く、運転に慣れると安全性に対する評価が高くなることが明らかになった。

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矢野 稜典「官庁街RABにおける車両挙動と通行ルールの認知度に関する分析」

近年、我が国においてラウンドアバウトの導入が進んでいるが、多くが利用者の少ない住宅地や市街地に設置されている。そこで本研究では、外部観測調査とアンケート調査を行い、交通量の多い官庁街無信号交差点におけるRAB設置が自転車・自動車利用者の挙動に与える影響と通行ルールの認知度を分析した。

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今後の抱負

岩尾 駿平さん

この度はこのような賞をいただき、大変光栄に思います。本研究を進める上で、日々助言を頂いている鈴木先生をはじめ、研究室の同期や先輩方には大変お世話になり、深く感謝いたします。今後、大学院でもより一層研究に励みたいと思います。

伊藤 隆也さん

この度はこのような賞を頂き大変光栄に思います。日々ご指導いただいた鈴木先生をはじめ、研究室のメンバーに深く感謝いたします。就職し、研究分野に関わる機会が少なくなると思いますが、研究分野の発展にわずかでも寄与できるよう邁進してまいります。

矢野 稜典さん

このような賞をいただき、大変嬉しく思います。本研究を進める上で、日々助言を頂いていた鈴木先生をはじめ、研究室の同期や先輩方には大変お世話になりましたこと、深く感謝いたします。大学で学んだことを社会人生活に生かして、日々の業務に励んでいきます。

受賞写真_左から矢野・岩尾・伊藤.jpg

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