工学専攻生命・応用化学系プログラムの安江 光さんが日本金属学会2021年春期講演大会第36回優秀ポスター賞を受賞しました。
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2021年5月10日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム (小幡研究室)
安江 光
受賞名
日本金属学会2021年春期講演大会第36回優秀ポスター賞
(日本金属学会)
受賞の内容
「マクロファージ/幹細胞共培養下における金属イオンの骨形成に対する影響」
金属イオンは種類や濃度により、幹細胞の骨形成能へ影響を与えることが報告されている。一方で近年、マクロファージをはじめとした免疫細胞も骨形成において重要な役割を果たすことが報告されている。よって、金属イオンが骨形成に与える影響を解明するには、幹細胞単独に加え、これら2種の細胞間の相互作用への影響についても考慮する必要があると考える。そこで、本研究では幹細胞の骨形成能に影響を与えるSi, Mg, Ca, Znイオンに着目し、マウス由来マクロファージとマウス由来間葉系幹細胞の共培養下における骨形成過程に与える影響について調査した。その結果、イオンの種類により骨形成への影響が異なることを明らかとした。
今後の抱負
この度はこのような賞を頂き、大変光栄に思っております。日頃からご指導いただいた小幡先生、春日先生、共同研究者である李様および研究室の皆様のお力添えに深く感謝申し上げます。今後も、今回の受賞を励みに研究分野のさらなる発展に貢献できるよう、研究活動に取り組んでいきたいと思います。

柴田 哲男 教授に、王立化学会RSCからFellowの称号(FRSC)が授与されました。 神取 秀樹 教授が、令和3年春の紫綬褒章を受章しました。