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工学研究科生命・応用化学専攻の丹羽 将徳さんが日本レオロジー学会第48年会Best Presentation賞を受賞しました。

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2021年6月21日掲載


受賞者

工学研究科生命・応用化学専攻 信川 省吾研究室

丹羽 将徳

受賞名

日本レオロジー学会第48年会Best Presentation賞

一般社団法人日本レオロジー学会

受賞の内容

「金属塩を添加したPEG鎖グラフトポリメチルアクリレートのレオロジー特性」

本研究では、可逆的な相互作用を利用したゴム弾性の発現を目指しました。極性高分子にリチウム塩を添加することで、高分子中に可逆的な分子間相互作用を導入しました。その結果、高分子はネットワーク構造を形成し、ゴム弾性を発現しました。このネットワーク構造は高温域において容易に解離するため、成形加工性の高いゴム材料としての応用が期待されます。

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Fig.1 金属塩の添加により生じたネットワーク構造

今後の抱負

この度はこのような賞を頂き、大変光栄に思います。日頃からご指導頂いている信川省吾准教授、猪股克弘教授を始めとした研究室に所属する皆様、日々の生活を支えてくださっている家族の存在なくしては得られないものであり、深く感謝申し上げます。今回の受賞を励みとして、今後もより一層研究活動に精進して参ります。

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